京つう

音楽/映画/写真  |左京区

新規登録ログインヘルプ


にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村 地域生活ブログ 京都情報へ














ジオターゲティング


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
オーナーへメッセージ

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2006年05月23日

『海を見る』

5月27日よりみなみ会館フランソワ・オゾン監督の「ぼくを葬る」が公開されます。監督の作品としては「8人の女たち」「スイミングプール」が有名なのですが、いちばんすごいのは「海を見る」



一瞬、う○こがスクリーンいっぱいに映し出されかなり引きます。
しかも水洗トイレに浮かんでいてリアルにやな感じなのです。
映画館であんなに不快な気分になったのはほかにないです。

(いや、ありました。マルキ・ド・サド「ソドムの120日」を映像化したパゾリーニ「ソドムの市」が。あの映画のなかではう○こ食べてたような気がします。まあ、「ソドムの市」は変態映画といっても過言ではないのでしようがありません。)

ところで、「海を見る」なのですが、フランスの監督らしく色づかいがとてもきれいです。でもスクリーン全体から漂ってくる不協和音に気持ちは決して平穏になることがなく、ずっとざわざわして落ち着かないんです。映画を見ている間、不安が膨らみきらずにボクの気持ちの底のほうで寸止めされて、居心地の悪いまま終幕に向かいます。

あの不快感の振り切れなさかげんがオゾン監督の本質のはずなのです。
ゆる~い不安な感じは決して解放されることがないのです。

だいたい、フランソワ・オゾンって名前自体かなりうさんくさいと思いませんか?





  

Posted by もり at 23:50Comments(1)シネマ